初心者がツーリングバイクを選ぶ際に重要なのは、自分に合った一台を見つけることです。ツーリングは長距離を快適に走ることを目的とするため、疲労を軽減し、長時間の走行でも体への負担が少ないバイク選びが欠かせません。
本記事では、ツーリングバイクの基本知識から排気量別のおすすめ車種、購入時に確認すべきチェックポイントまで、失敗しないツーリングバイク選びに必要な情報を詳しく解説します。維持費まで含めた選び方を理解することで、理想的なツーリングライフへの第一歩を踏み出せるでしょう。
目次
ツーリングバイク選びで押さえたい基本

ツーリングでは長距離を走るため、自分の体格に合ったバイクを選ぶことが安全の第一歩となります。快適に走るには、振動の少なさや楽な乗車姿勢を保てる設計が欠かせません。さらに、山間部などガソリンスタンドが少ない地域では給油が不安要素となるため、燃費性能とタンク容量のバランスも重要です。
また、わずかな姿勢の違いでも、長時間走行では負担に影響します。カタログのシート高は無負荷状態の数値なので、実際にまたがって足つき性を確認しましょう。シート幅が広いと足つきが悪くなることがあり、車体が重いと支えきれず転倒する危険もあります。購入前には実車でハンドル位置や前傾角度も確認し、販売店でアドバイスを受けるのがおすすめです。
ツーリングバイクの特徴

長距離ツーリングを快適に楽しむには、バイク選びが重要です。排気量や気筒数、カウルの有無、燃料タンクの容量など、ツーリングバイク特有の設計要素が、走行の快適性や安全性を大きく左右します。ここでは、ツーリングバイクの主要な特徴を見ていきましょう。
排気量が大きい
長距離ツーリングを楽しむなら、排気量400cc以上のバイクが選択肢になります。排気量が大きいバイクは加速性能に優れ、追い越しや坂道でも走りやすいのが特徴です。エンジン回転数も抑えやすく、振動や騒音が少ないため、長時間の走行でも負担を感じにくいでしょう。
また、高速道路を走行するには、125ccを超える排気量が必要です。さらに、高速道路で二人乗りをする場合は、年齢が20歳以上であり、普通自動二輪免許または大型自動二輪免許を受けていた期間が通算して3年以上あることが条件となります。高速道路を走行する機会があるかどうかも踏まえて、ツーリングバイクを選びましょう。
気筒数が多くエンジンの振動が少ない
ツーリングバイクのエンジンは、気筒数によって振動特性が異なります。単気筒は鼓動感がある半面、振動が大きく長距離では疲れやすいかもしれません。4気筒は各気筒の振動が相殺され、滑らかで快適な走行が可能です。2気筒はその中間で、適度な鼓動感と振動軽減を両立しています。
高速道路を長時間走るなら、振動の少ない多気筒エンジンがおすすめです。試乗で実際の振動を確認し、自分に合った気筒数を選びましょう。
走行中の空気抵抗を減らす「カウル」が付いている
ツーリングバイクのカウルは、単なる外装ではなく快適性を高める重要な装備です。高速走行時の風圧は首や肩、腰に大きな負担をかけ、疲労の原因となります。
フルカウルや大型ウインドスクリーンを装備したバイクは、この風圧を大幅に軽減してくれるでしょう。ハーフカウルやビキニカウルでも効果は十分あり、ネイキッドバイクでも後付けスクリーンで快適性が向上します。また、雨や飛び石からライダーを守る役割もあり、空力性能の向上で燃費改善にもつながるでしょう。
航続距離が長く燃料切れを気にせず走行できる
航続距離の長さは、ツーリングでの安心感に直結します。次の給油ポイントまでの距離を心配することなく、景色や走りに集中できるでしょう。
航続距離はタンク容量と燃費のバランスで決まるため、大型タンクでなくても燃費の良いバイクなら十分な距離を走れます。
ただし、実際の走行では運転状況や向かい風、荷物の積載などでカタログ値より燃費が悪化することもあるため、余裕を持った給油計画を立てましょう。
ツーリングバイクのカテゴリー別の特徴

ツーリングバイクには、走行スタイルや用途に応じた複数のカテゴリーがあります。それぞれに異なる設計思想と個性があり、自分に合ったタイプを選ぶことが快適なツーリングの第一歩です。以下、代表的な3つのカテゴリーの特徴を見ていきましょう。
走破性が高く航続距離が長い「アドベンチャーバイク」
アドベンチャーバイクは、オンロードとオフロードの両方で優れた走行性能を発揮するツーリングバイクです。大径ホイールと高い車高により、林道や悪路でも安定した走行ができます。
大型ウインドスクリーンやナックルガードが、走行風から体を守り、長時間でも疲労を軽減してくれるでしょう。積載性も高く、パニアケースやトップケースを装着すれば、キャンプツーリングの荷物も余裕で積めます。
代表的なモデルは、Honda CRF1100L Africa TwinやSUZUKI V-Strom1050DEなどです。舗装路から未舗装路まで、冒険心を満たしてくれるバイクといえます。
快適性と走行性を融合した「スポーツ・ツアラーバイク」
スポーツツアラーは、スポーツバイクの走行性能と、ツアラーの快適性を融合させたカテゴリーです。
車体を覆うカウルが走行風を効果的に受け流し、高速巡航時の体への負担を軽減してくれます。一方で、エンジン性能やハンドリングはスポーツバイク譲りのため、峠道では軽快な走りを堪能できるでしょう。
クルーズコントロールなどの電子装備を搭載したモデルもあり、パニアケースの取り付けにも対応しているため、旅も走りも妥協したくないライダーにぴったりの選択肢です。代表的なモデルには、ヤマハ FJR1300やカワサキ Ninja H2 SXなどがあります。
ゆったりとした乗車姿勢で存在感あふれる「クルーザー」
クルーザーは「アメリカンバイク」とも呼ばれ、低く長いシルエットが特徴のツーリングバイクです。前方に足を投げ出すフォワードコントロールと深いシートにより、ゆったりとした乗車姿勢で走れます。
鼓動感と豊かなトルクを生み出すエンジン特性は、クルーザーならではの魅力です。大型クルーザーには、クルーズコントロールが装備されているものもあり、快適な長距離走行が楽しめます。
ただし、車重があるモデルも多いため、取り回しには慣れが必要です。代表的なモデルとして、ハーレーダビッドソン ストリートグライドやホンダ Rebel 1100などがあります。
排気量別のおすすめツーリングバイク

ツーリングバイクを選ぶ際、排気量は走行性能と維持費のバランスを決める重要な要素です。排気量帯によって特性や適した用途が異なるため、自分のライディングスタイルに合ったクラスを選びましょう。ここでは、各排気量クラスの特徴と代表的なモデルを紹介します。
250ccクラスのツーリングバイク入門モデル
車検が不要で、維持費を大きく抑えられるのが250ccクラスの魅力です。高速道路の走行も可能で、軽量な車体により取り回しが楽なため、日常の移動から遠出まで幅広く活躍します。
ただし、高速道路を長時間走る場合や2人乗り時には、パワー不足を感じることがあるでしょう。また、高回転域での振動で疲れやすい面もあります。
スズキ Vストローム250やジクサー250、ホンダ レブル250など、ツーリング入門者に適したモデルは豊富です。
400ccクラスの中型ツーリングバイク選び
250ccより豊かなパワーとトルクを持ち、高速道路での快適な巡航や長距離移動でもストレスが少ないのが400ccクラスの強みです。大型車より軽くてコンパクトなため扱いやすく、普通自動二輪免許で乗れる最大クラスとして、街中から長距離まで多様なシーンで使えます。
ただし、2年ごとの車検で維持費がかさむことや、新車のモデル数が限られている点は考慮が必要です。代表的なモデルとして、ホンダ NX400やカワサキ Ninja400、ホンダ CB400SFといった、性能バランスに優れたモデルが挙げられます。
大型ツーリングバイクの選択基準
大型ツーリングバイクを選ぶ際は、風圧対策・振動軽減・乗車姿勢の3点を重視しましょう。高速巡航では風圧が疲労の大きな要因となるため、大型スクリーンを装備したモデルが有利です。
エンジンからの振動は長時間走行で蓄積されるため、滑らかな回転フィーリングの多気筒エンジンを選ぶとよいでしょう。また、前傾が強いと体に負担がかかるため、自然な乗車姿勢のモデルを選ぶと疲れにくくなります。
代表的なモデルは、カワサキ Ninja1000SXやカワサキ Z900RSなどです。
ツーリングバイクの維持費はどのくらいかかる?

ツーリングバイクを長く楽しむためには、購入後の維持費を正確に把握しておくことも欠かせません。税金や保険料、メンテナンス費用など、年間でかかる費用は意外と複雑です。最後に、排気量別の維持費の内訳と賢く費用を抑えるポイントについて解説します。
ツーリングバイクの維持費や保険料
排気量125cc超~250cc以下の二輪軽自動車クラスは、軽自動車税が年間3,600円、車検も不要です。排気量250ccを超える二輪小型自動車クラスは年間6,000円、加えて2年毎の車検に約4万円~6万円程度の費用がかかります。任意保険は、新規6等級・20歳以下の場合、年間約11万円が相場です。
維持費を抑えるコツとして、以下を覚えておきましょう。
- 自賠責保険は60か月の長期契約で、1年あたりの費用を最小化
- 任意保険はダイレクト型を選び、代理店型より保険料を削減
- 急加速・急ブレーキを控えた燃費重視の運転でガソリン代を節約
ツーリングバイクのメンテナンスにかかる費用の目安
安全走行のためには、消耗品の定期交換が欠かせません。主な消耗品の交換目安と費用は、以下の通りです。
- タイヤ:1万km~2万km走行(ロングツーリング主体の場合)を目安に交換
- チェーン:1万5,000km~2万kmで交換、部品代1,000円~2万5,000円程度に加えて工賃が必要
- ブレーキパッド:5,000km~1万kmで交換、1箇所あたり部品代1,000円~2万円程度に加えて工賃が必要
- エンジンオイル:3,000km~5,000kmまたは半年ごと、1回約2,000円~6,000円(排気量による)
定期点検で大きな故障を防ぐことが、長期的なコスト削減につながります。
快適なツーリングライフを実現するならレッドバロンで買い替えよう!

快適なツーリングライフを送るには、ご自身の体格や目的にピタリと合うバイク選びが欠かせません。これから初めてバイクに乗る方も、新しいカテゴリの走りに挑戦したいとお考えの方も、レッドバロンなら圧倒的な体制であなたの理想のバイク探しを後押しします。
ネット検索の限界を超える「運命の1台」との出会い
レッドバロンで新しいバイクを探す最大のメリットは、インターネット上の検索だけではたどり着けない「理想の車両」にいち早く出会える点にあります。全国の店舗をつなぐ専用のイントラネット検索システムには常時約4万台もの在庫データが集約されており、Webサイトへ掲載される前の「入庫したての良質車」まで網羅しています。
画面上で何時間もネットサーフィンを繰り返すより、お近くの店舗でご希望を伝えていただく方が、統計的にもはるかに高い確率で運命の1台を引き当てることができます。
「中古車選びはギャンブル」という常識を覆す科学的証明
また、中古車を買う際の「ハズレを引くかもしれない」という不安とも無縁です。一般的な会社の「点検済み」は目視が中心で状態が曖昧なケースもありますが、レッドバロンでは全店舗に配備された独自の総合診断機「ACIDM(アシダム)」を使用しています。
骨格の歪みなどを100分の1mm単位で測定し、「真っ直ぐ走る」という基本性能を数値で科学的に証明した『5つ星品質』の車両のみを販売しているため、データ裏付けのない中古車を買うリスクを回避し、知識に不安がある方でも心から安心して新しいバイクを購入できます。
買った後も「一生モノ」として乗り続けられる安心感
さらに、全店が運輸局認証工場であるため、購入後のメンテナンスやロングツーリング先での万が一のトラブル時も安心です。希少な絶版車や古いバイクを買う場合でも、レッドバロンには過去100億円以上を投じた機械設備や巨大な自社パーツストック網があるため、数年後の修理パーツ供給までカバーし「一生モノ」として維持することができます。
もちろん、現在お乗りのバイクがローン返済中であったり転倒歴があったりする場合でも、豊富なノウハウで適正に下取りできますので、まずは新しい愛車探しと合わせてお気軽にご相談ください。
まとめ

ツーリングバイク選びでは、体格に合うシート高・重量の確認が重要です。排気量や気筒数で快適性や長距離性能が大きく変わり、風防性や燃費・航続距離も注目ポイントとなります。
また、カテゴリーごとの特性も考慮しましょう。初心者は250ccから、高速道路利用なら400cc以上が適しています。排気量が上がるほど維持費も増えるため、年間コストも忘れずに調べておくことが大切です。











