125ccのオフロードバイクを購入しようと考えているものの、自分に合った車種なのかわからず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。125ccオフロードバイクは、本格的なオフロード走行を楽しめるだけでなく、通勤をはじめとした日常利用にも適した魅力的な車種です。
そこでこの記事では、おすすめの車種やタイプごとの特徴、購入時のチェックポイントなどを紹介します。自分に合ったバイクを購入するためにも、この機会にチェックしておくとよいでしょう。
目次
125ccオフロードバイクの種類と特徴
125ccオフロードバイクには、さまざまな種類があります。公道走行を前提としており、オンロードの走行性能も考えられている車種もあれば、競技専用に開発された車種もあり、それぞれ異なる特性を持っているのが特徴です。
ここでは、125ccオフロードバイクの代表的な車種として「トレール」「モトクロッサー」「エンデュランサー」「モタード」の4種類を紹介します。
トレール
トレールは、舗装路と未舗装路の両方を走行できる汎用性の高いオフロードバイクです。通勤や街乗りをはじめとしたオンロードも快適に走れるため、普段から乗るバイクとしても適しています。
オフロードの走行性能も高く、週末には林道ツーリングなども楽しめるでしょう。車体が比較的軽量で取り回しやすいため、125ccオフロード初心者の方にもおすすめです。ただし、車高が高めの設計が多いため、購入時には操縦性を確認しましょう。
モトクロッサー
モトクロッサーは競技専用に開発されたオフロードバイクで、公道走行はできません。走行できるのは競技場に限られますが、レース用途に特化した設計のため、軽量なフレームと高出力エンジンを搭載しており、瞬発的な加速力が魅力です。
サスペンションは高速走行時のジャンプや着地を想定した硬めのセッティングで、路面追従性に優れているのが特徴です。レースシーンで使用するバイクを探している方に向いています。
エンデュランサー
エンデュランサーは、自然の地形を利用した過酷なエンデューロレースで戦うために開発された競技用モデルです。モトクロッサーと外観や構造は似ていますが、ガレ場や細かいギャップでの路面追従性を高めるために、サスペンションが柔らかめにセッティングされているのが特徴です。
競技規則(公道区間の走行)の都合上、保安部品を備えナンバー登録可能なモデルもありますが、基本的には競技専用車であり、快適な長距離ツーリングには不向きで移動にはトランポ(運搬車)が必要です。また、給油ポイントがある競技の性質上、あえて大容量タンクを備えることはなく、ビッグタンクを装備するのは同じ競技用でも「クロスカントリー」向けレーサーとなります。
モタード
モタードはオフロードバイクにオンロード用タイヤを装着した、ストリートを走る際に使用されるモデルです。オフロード車特有の軽量な車体と高い視点を活かしながら、オンロードの走行性能を高めています。
前後17インチの小径ホイールを採用することで、足つき性が向上し街中での取り回しが容易になっているのが特徴です。アップマフラーやストロークが長いサスペンションを採用しています。
125ccオフロードバイクに乗るメリット・デメリット
125ccオフロードバイクは、維持費の安さが大きな魅力です。年間の軽自動車税種別割は250ccクラスよりも経済的で、燃費も40km/L以上を実現するモデルがあり、ランニングコストを抑えられます。
また、車体重量は100kg前後と比較的軽量で、取り回し性や操縦性が高いのも魅力です。一方で、高速道路は走行できず、急な坂道を走行するときにはパワー不足を感じる場面もあります。
従って、長距離ツーリングや高速走行を重視する方には物足りなさがあるでしょう。しかし、街乗りや林道ツーリングを中心に楽しむなら、125ccオフロードバイクがおすすめです。
125ccオフロードバイク人気おすすめ車種5選
実際に125ccオフロードバイクを購入する場合は、それぞれの特徴を正しく理解した上で好みや用途に合った1台を選ぶことが大切です。ここからは、これから購入するのにおすすめの5車種を紹介します。
車種によって特徴が異なるため、購入してから後悔しないためにもこの機会にどのようなバイクがあるかチェックしておきましょう。
【ホンダ CT125ハンターカブ】キャンプツーリングに最適な積載力
CT125ハンターカブは、横幅409mm×前後477mmの大型リアキャリアを標準装備しています。4か所の荷掛けフックが備わっているため、キャンプ道具やアウトドアギアをしっかり固定できるのが特徴です。
5.3Lの燃料タンクはシート下に格納する設計になっていて、積載スペースを圧迫せずに長距離へ対応する工夫が施されています。さらに、釣り竿用のロッドホルダーやウィンドシールドなど、豊富なカスタムパーツが用意されている点も魅力です。
【カワサキ KLX125】軽量かつ本格的なオフロード仕様
KLX125は車両重量が112kgと軽量で、操縦性がよくオフロード走行時の車体コントロールが容易です。19インチと16インチという、フルサイズのオフロードバイクに比べて小さなホイールを採用しています。
シート高も830mmとやや低めで、足つき性にも配慮された設計です。初めて125ccオフロードバイクを購入する方でも扱いやすいモデルです。
【ヤマハ XTZ125】初心者に優しい安定性と取り回しのよさが魅力
XTZ125はシート高が840mmと低く、足つき性に優れていて停車時の安定感が高いのが特徴です。初めて125ccオフロードバイクに挑戦する方でも不安なく乗り始められるでしょう。
空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載し、車両重量は114kgで、狭い路地での取り回しや押し歩きも比較的容易です。街乗りから林道ツーリングまで、幅広いシーンで扱いやすさを実感できるでしょう。
【カワサキ KDX125SR】2ストロークエンジンを搭載していて高性能
KDX125SRは排気量124ccの水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載し、最高出力22psを発揮します。軽量な車体と組み合わせることで鋭い加速を実現しており、モトクロッサーであるKX125の公道版です。
乾燥重量は117kgで、林道での取り回しも軽快なのが特徴といえるでしょう。排ガス規制に対応しなかったため2000年に生産終了しており、これからの購入は中古車に限られます。
【アプリリア RX125/SX125】本格的な装備とユニークなデザインが魅力
アプリリアRX125/SX125は、直径41mmの倒立フォークやBosch製ABSをアンチロールオーバーモード付きで装備するなど、本格的なスペックが魅力的な1台です。さらに、流線型デザインと、グロスブラックで統一されたフレームやエンジンが高級感を演出しています。
フルLED灯火類とカラー液晶メーターを採用し、視認性と機能性を両立させた仕上がりも魅力です。RX125は前21インチ・後18インチ、SX125は前後17インチホイールを採用しており、用途や好みに応じて選べます。
【使用シーン別】125ccオフロードバイクの実力とは?
日常の通勤や街乗りから週末の林道ツーリング、さらには競技走行まで、多様なシーンで活躍できるのが125ccオフロードバイクの特徴です。しかし、主な使用場面によって求められる性能は異なるため、車種を選ぶ際に考慮する必要があります。
ここでは、主な利用シーン別に125ccオフロードバイクの選び方を見ていきましょう。自分がどのような用途で主に使うのかを考慮し、適した1台を選ぶことが大切です。
通勤・通学などの日常利用
125ccオフロードバイクはオンロードの走行性能も兼ね備えているものが多く、通勤・通学などの日常利用でも優れた性能を発揮します。
燃費が40km/L以上のモデルもあり、車検も不要なため維持費を節約しやすいのもメリットです。軽量な車体は狭い路地でも取り回しやすく、駐輪スペースも確保しやすいでしょう。
段差や未舗装路を安定して走行できる性能を備えているため、途中に砂利道がある場合や雨天の場合でも比較的乗りやすいでしょう。ただし、車種によって差があるため、試乗してフィーリングを確認してから購入するのがおすすめです。
林道ツーリングの走破性と快適性
125ccオフロードバイクは、林道ツーリングをはじめとしたオフロード走行で優れた走破性を発揮します。車体重量が110kg~120kg前後と軽量で操縦性がよく、倒木などの障害物を回避しやすいでしょう。
転倒時も比較的容易に起こせるため初心者でも挑戦しやすく、低速でもトルクが安定しており、急斜面や悪路でもスムーズに走行可能です。また、アップライトな乗車姿勢により、長時間のツーリングでも疲労が少なく、景色を楽しみながら走れます。
ただし、深い砂地や急勾配ではパワー不足を感じる場面もあるため、無理のない範囲で楽しむことが大切です。
モトクロスなどの競技用モデル
本格的な競技シーンでの走行を考えている場合は、公道走行可能なオフロードモデルではなく、競技専用に開発された125ccクラスのレーサーが選ばれることも多いです。
競技用モデルでのモトクロスでは、軽量で軽快なハンドリングを活かし、連続するコーナーやジャンプの多いセクションでも扱いやすさを発揮します。一方、トライアルでは、軽さとコントロールしやすさが強みとなり、障害物を越えるためのバランス感覚や基本操作を磨くのに向いています。
排気量の大きい車種に比べると、モトクロスではパワー面で差が出る場面もありますが、基本的なライディングテクニックを身につけるうえでは有力な選択肢です。これから競技に挑戦する場合、モトクロスでは125ccクラスから始める選択肢があります。トライアルでも125ccは入門用や若年層向けとして用いられますが、体格や競技レベルに応じて適した排気量は異なります。
キャンプツーリングでの積載力と航続距離
長距離ツーリングやキャンプに使用するなら、積載力を重視しましょう。多くの荷物を運びたいなら、大型リアキャリアを装備できる車種がおすすめです。
併せて、燃料タンクの容量と燃費性能を確認しておくことも重要です。燃料タンクの容量は5L程度のものもあれば、中には10Lを超えるものもあります。オフロード走行では燃料の消費が増えるため、余裕がある車種を選ぶとよいでしょう。
125ccオフロードバイク購入時のチェックポイント
自分に合った125ccオフロードバイクを購入するには、デザインや価格だけでなく、乗りやすいかどうかも意識する必要があります。
後悔を防ぐためにもシート高や車両重量、エンジンの種類、燃料タンクの容量をチェックしておきましょう。ここでは、バイクを購入する前に確認しておきたい上記のポイントを詳しく解説します。
シート高と操縦性
125ccオフロードバイクを選ぶ際にチェックしたい要素のひとつがシートの高さと操縦性能です。停車時の安定性を確保するには、両足のつま先が地面にしっかり届く高さのバイクを選ぶとよいでしょう。
車両重量も操縦性に影響するため、見逃せないポイントです。125ccクラスは110kg~120kg程度と軽量なバイクが多いため、取り回しが容易なのも魅力といえるでしょう。
気になるバイクを見つけたら、試乗してハンドル位置や操縦性能をチェックしてみることをおすすめします。
2ストロークエンジンと4ストロークエンジンの差
走行性能を重視するなら、搭載しているエンジンの違いにも目を向けてみましょう。2ストロークエンジンは、ピストンの上下運動1回で吸入・圧縮・爆発・排気を完了するため、同排気量の4ストロークより高出力を発揮します。
一方の 4ストロークは燃費性能に優れているのが特徴です。静粛性や扱いやすさにも優れており、排気ガス規制にも対応しやすいことも魅力といえます。
燃料タンク容量と航続距離のバランス
125ccオフロードの燃料タンク容量や燃費は選ぶモデルによって異なり、仮に燃料タンク容量7Lで燃費が40km/Lであれば、約280kmの航続距離を確保できます。
街乗りがメインであるなら、小容量タンクの車種でも給油負担はそこまで大きくならないでしょう。一方、林道ツーリングでは給油所が限られるため、航続距離を重視する必要があります。燃費性能が高く、タンク容量が大きい車種を選択すれば給油計画を立てやすくなります。使用目的や走行距離に応じて、燃費と容量のバランスを考慮することが重要です。
メンテナンス性とパーツの入手性
125ccオフロードバイクを選ぶ際、メンテナンス性とパーツの入手性は長く乗り続ける上で欠かせない要素です。国内モデルは、比較的部品供給体制が整っているでしょう。
一方、絶版車のように専用パーツの入手が困難な場合があり、いざ故障などのトラブルが発生したときに、修理に時間とコストがかかる可能性が高いことがあります。購入前に修理パーツの供給状況を確認し、消耗品の在庫や納期を把握しておくと、購入後のトラブルを避けられるでしょう。
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まとめ
125ccオフロードバイクには、トレール・モトクロッサー・エンデュランサー・モタードなど多彩な車種があり、用途に応じた選択が可能です。走行する環境や主な用途に応じて、適した車種を選ぶとよいでしょう。
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