バイクを所有していると、軽自動車税種別割や自動車重量税などの税金の負担が発生します。これらの税金はある程度の期間分をまとめて納税するため、税金を負担した期間内にバイクを売却する場合にどうなるのか疑問に思う方もいるでしょう。
この記事では、バイクを売却する前に確認しておきたい税金の仕組みや税止め手続きのやり方、売却のタイミングによってどのように税金の負担が変化するのかをご紹介します。大切な愛車を手放す際の知識として、ぜひ最後までご覧ください。
目次
バイクの排気量によって負担する税金が異なる

バイク売却時の税金を正しく理解するには、まず所有中にどのような税金が課税されているかを把握することから始めましょう。
所有しているバイクの排気量や種類によって、負担する税額が異なります。バイク所有者が負担する「軽自動車税種別割」と「自動車重量税」について、排気量ごとの課税内容を確認しましょう。
バイクの所有者全てが負担「軽自動車税種別割」
バイクを所有している方全員が負担するものが「軽自動車税種別割」です。この税金は排気量によって税額が異なります。
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車種の区分 |
排気量 |
年税額 |
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原付一種 |
・総排気量50cc以下または定格出力0.6kW以下 ・総排気量125cc以下かつ最高出力が4.0kW以下 ・定格出力0.6kW以下 |
2,000円 |
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原付二種 |
・総排気量50cc超~90cc以下または定格出力0.6kW超~0.8kW以下 |
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・総排気量90cc超~125cc以下または定格出力0.8kW超~1.0kW以下 |
2,400円 |
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二輪の軽自動車 |
・総排気量125cc超~250cc以下 |
3,600円 |
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二輪の小型自動車 |
・総排気量250cc超 |
6,000円 |
軽自動車税種別割は、1年分の税額を一度にまとめて納める税金です。
注意したいのは軽自動車税には月割制度がない点で、課税されるタイミングを過ぎた後に売却や廃車をした場合、その年度分の税金は全額納付する必要があります。売却のタイミングを検討する際は、この課税の仕組みを理解しておくことが重要です。
車検時に負担する「自動車重量税」
自動車重量税は、車検時や購入時に車両の重量に応じて課税される国税です。バイクの場合、排気量によって課税される時期や税額が変化します。
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カテゴリー |
課税される時期 |
税額 |
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125cc以下 |
対象外 |
なし |
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125cc超~250cc以下 |
新車購入時のみ |
4,900円 |
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250cc超(登録から12年まで) |
車検時 |
3,800円(2年分) |
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250cc超(登録から13年~17年) |
車検時 |
4,600円(2年分) |
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250cc超(登録から18年以上) |
車検時 |
5,000円(2年分) |
125cc超~250cc以下の軽二輪車は、新車購入時に4,900円を一括で納付します。車検制度がないため、この1回限りの負担です。250cc超の小型二輪車は車検制度の対象となり、初回登録からの経過年数に応じて税額が変動します。
なお、車検が残っている状態でバイクを売却しても、自動車重量税の還付制度はありません。
バイク売却前に行う「税止め」手続きとは?

バイク売却時には、軽自動車税に関する「税止め」という手続きが重要になります。この手続きをしないと、手放した後も予期せぬ税負担が発生する可能性があるため注意が必要です。
では、どのような場合に手続きが必要になるのでしょうか。ここでは、対象者や手続きが不要なケースなどを詳しく紹介します。
税止めをしないと売却後も課税される
バイクを売却する際に税止め手続きを怠ると、手放した後も前所有者へ課税され続けます。軽自動車税は、その年の4月1日時点で軽自動車やバイクなどを所有している方に課税される仕組みです。
3月中にバイクを売却しても、名義変更や廃車手続きが4月1日までに完了していなければ、旧所有者の名義が残ったままとなります。そうなると、すでに手元にないバイクの税金を支払わなければなりません。
買取業者に売却を依頼した場合でも業者側の手続きが遅れるケースがあるため、余裕を持って行動することが大切です。
税止めが不要なケースもある
排気量125cc以下のバイクは税止め手続きが不要です。これらのバイクは市区町村で登録されており、名義変更や廃車の際に自動的に課税が停止されます。
125ccを超えるバイクでも、同一都道府県内で廃車や名義変更をするのであれば、税止めは必要ありません。同じ都道府県内では登録情報が共有されるため、運輸支局で手続きすれば課税が止まります。
税止め手続きが必要か分からないときは、軽自動車税の担当先に確認しましょう。
バイクの売却時に行う税止め手続きのやり方

バイク売却後の不要な税負担を回避するためには、税止め手続きを済ませることが重要です。しかし、実際にどこでどのような書類を提出すればよいのでしょうか。
提出方法は自治体によって異なるため、どのように進めるか迷いがちです。スムーズに手続きをするために、手続きの流れや必要書類について詳しく見ていきましょう。
税止め手続きの流れ
管轄の市役所や役場に必要書類を提出すれば、税止め手続きが完了します。提出方法は窓口への持参・郵送・FAX送信などです。自治体によって受付方法が異なるため、事前に確認しておきましょう。
125cc以下のバイクは廃車の手続きとともに税止めも完了しますが、125cc超では特定の場合に限り税止め手続きが必要です。引っ越しなどにより県外に移動した場合や、譲渡先が他都道府県の場合、旧所在地で税止めの手続きをしましょう。
税止め手続きの必要書類
自治体によって指定される書類の内容が異なるため、事前に確認しておくことが大切です。一般的には、次のいずれかの書類を提出します。
- 軽自動車税申告書の写し
- 車検証返納証明書の写し
- 届出済証返納証明書の写し
- 新旧両方の車検証の写し
提出する際は、書類の余白部分などに連絡先を記載しましょう。自治体から確認事項が生じた場合に、スムーズに対応できます。
バイクは売却のタイミングで税金の負担が変わる

バイク売却時に気を付けたいのが、税金の課税タイミングです。売却する日がたった1日違うだけでも、翌年度の税負担が発生するかどうかが決まります。
税負担を最小限に抑えるための売却タイミングと、万が一納税通知書が届いた場合の対処法について具体的に見ていきましょう。
軽自動車税は4月1日が課税の境目
軽自動車税は、その年の4月1日時点での所有者に支払い義務が生じる税金です。この課税タイミングは、バイク売却時の税負担に大きく影響します。例えば、3月31日までに売却と名義変更が完了していれば、その年度の軽自動車税の支払い義務は新所有者に移ります。
普通自動車税とは異なり、軽自動車税には月割課税や還付制度がありません。つまり、4月2日に売却した場合はもちろん、3月中に車両を引き渡して売却を済ませていても、名義変更の手続きが遅れて4月1日時点で書類上の所有者になっていれば年額全額の納税義務が発生します。
売却を検討していて、少しでも負担する金額を減らしたいと考えているなら、年度末前の3月中に手続きを完了させましょう。
売却後に納税通知書が届いた場合の対処法
バイクを手放した後に納税通知書が送られてきて、困惑するケースがあります。主な原因は、名義変更や廃車手続きが4月1日までに完了していないことです。
売却後、すぐに新所有者への名義変更手続きが行われていれば問題ありませんが、買取業者の手続きが遅れている場合、旧所有者の名義のまま4月1日を迎えてしまうことがあります。
そのようなときは、慌てずに売買契約書を確認しましょう。多くの契約では、売却日以降の税金負担について明記されています。
契約上、買取業者が税金を負担する内容であれば、その旨を伝えて支払いを求めましょう。放置すると延滞金が発生するリスクもあるため、早めに対応することが大切です。
税金が未納な状態でもバイクを売却できる?

バイクの軽自動車税が、未納の状態で売却を検討されている方もいるかもしれません。法律上は売却可能ですが、実際には思わぬトラブルや不利益が生じる可能性があります。
また、売却後も納税義務が消えるわけではないため、放置すると深刻な事態を招きかねません。ここからは、税金未納でのバイク売却における具体的なリスクと、売却後に残る納税義務について詳しく解説していきます。
買取が拒否される可能性がある
バイク売却時に税金が未納であっても、法律上は売却が認められています。自動車は納税証明書がなければ名義変更ができませんが、バイクは軽自動車税の納税証明書がなくても名義変更手続きを進められます。
滞納している分がある場合、バイクを売却したお金で未納分を納めることも可能です。しかし、買取業者によっては、売却の際に「軽自動車税納税証明書」を求められるでしょう。
この場合、税金未納の事実があると買取拒否につながる可能性があります。バイクの買取業者によって対応が異なるため、心配な場合は相談してみましょう。
手放した後も未納分の納税義務は残ってしまう
バイクを手放した後であっても、売却前の未納分に対する納税義務は消えません。未納のまま放置していると督促状が届き、それでも支払わない場合は預貯金や給与、さらには家財道具などの財産が差し押さえられる可能性があります。
さらに、納期限の翌日から納付するまでの日数に応じて延滞金が加算されます。延滞期間が1か月を超えると、延滞金の利率も上昇するため、支払総額が膨らんでいくでしょう。
納付書を紛失した場合、自治体の窓口に連絡すれば再発行が可能です。愛車を気持ちよく手放すためにも、税金を滞納しないようにしましょう。
参照:バイクの税金はどこで払う?種類別の支払い方法や金額を徹底解説
バイクの売却はレッドバロンにご相談ください

バイクを手放すときの手続きに不安がある方は、お気軽にレッドバロンへご相談ください。レッドバロンでは、全国300店以上の直営ネットワークと独自の買取システムを採用しており、スムーズな売却やお乗り換えが可能です。
高価買取が可能な「ダイレクト買取」
レッドバロンでは、最寄りの店舗から直接出張して買取を行い、買い取ったバイクをそのまま自社で販売する「ダイレクト買取」を採用しています。
通常発生する中間業者へのマージンや輸送コストを削減できるため、その分を買取価格に上乗せすることが可能です。
また、年間約11万台という販売実績により、人気車種からレアなモデルまで幅広い需要を持っている点も強みです。この圧倒的な実績を背景に、全国300店舗のリアルタイム需要と直結しているため、特定の店舗の事情に左右されず、「その地域では不人気なモデルでも、全国のどこかで探している人」の基準で、全国一律の最高水準の相場をご提示できます。
「見える化」された査定方法
レッドバロンの査定は、コンピュータ総合診断機「ACIDM(アシダム)」を活用し、バイクの状態を数値化しているのが特徴です。ACIDMによる計測なら、エンジンの状態や各部の劣化具合といった見えにくい部分まで客観的なデータとして把握できます。数値として「見える化」されるため、査定額の根拠が明確になり、納得感のある価格提示が可能です。
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まとめ

バイク売却時には、排気量に応じた軽自動車税種別割と自動車重量税の仕組みを理解することが大切です。特に税止め手続きを怠ると、売却後も課税され続けるため注意しましょう。
バイクの軽自動車税や自動車重量税には還付がないため、売却タイミングによって税負担が変わります。税金未納のまま売却したとしても納税義務は残るため、計画的に支払いをすることが大切です。
レッドバロンは全国に店舗を構え、豊富な販売実績があります。透明性の高い査定により、納得できる査定額を提示しており、契約後の手続きもスムーズで安心です。個人情報の取り扱いも徹底管理しており、他メーカーへの乗り換え時の下取りもスムーズに対応いたしますので、スタッフまでお気軽にお声がけください。











