バイクに夢中で乗っていた時期があったものの、いつの間にか乗る機会が減り、「気づけばほとんど走らせていない……」。そのような状況に心当たりがある方もいるのではないでしょうか。
車の購入やライフスタイルの変化などをきっかけに、バイクから自然と距離が空いてしまうことは珍しくありません。
乗らないまま放置すると、維持費や税金はかかり続け、バイクの状態も少しずつ劣化していきます。しかし、いざ手放すとなると「また乗りたくなるかもしれない」「売却と保管、どちらが得なのか」と判断に迷ってしまうものです。
そこで本記事では、乗らなくなったバイクをどうするべきかを整理し、状況に応じた判断方法を紹介します。
目次
バイクに乗らなくなる主な理由

今まで乗っていたバイクに乗らなくなる理由は、ライフスタイルの変化や経済的な事情、車両のトラブルなどさまざまです。
ここでは、多くのライダーが直面しやすい代表的な理由を紹介します。ご自分の状況と重ねながら、今後どうするかを考える際の参考にしてください。
乗る時間がなくなった
就職や結婚、出産などのライフステージの変化により、バイクに乗る時間が大きく減ることがあります。仕事が忙しくなると、平日は帰宅後に疲れてしまい、バイクに乗る気力が湧かないこともあるでしょう。休日も別の用事が重なれば、バイクに乗るのが難しくなります。
また、家事や育児が原因で、バイクに乗る余裕がなくなるケースも少なくありません。こうした変化が重なり、気づけば数か月バイクに乗っていないという状況に陥ることがあります。
バイクが動かなくなった
エンジンがかからなくなったり、部品の故障で走行できなくなったりしたことをきっかけに、バイクに乗らなくなるケースもあります。故障の原因は、経年劣化や事故などさまざまです。
また、当初は修理して乗ろうと考えていても、修理費用がかかることで躊躇することもあります。修理費用は故障箇所によって大きく異なり、場合によっては10万円を超えることもあるでしょう。
修理費用が予想以上に高額だと、「この金額を払ってまで直す価値があるのか」と迷いがちです。その結果、修理を先送りにして、そのまま放置するケースもあります。
けがや病気で乗れなくなった
事故によるけがや病気、加齢に伴う視力・聴力の低下や筋力の衰えなどが原因で、バイクに乗れなくなることがあります。大きな事故でなくても、事故に遭った経験が不安や恐怖となり、バイクに乗ることが難しくなる場合もあるでしょう。
こうした身体的な理由で乗車が困難になった際は、バイクの売却や廃車を検討することになります。
趣味が変わった
年齢を重ねたり、新たな興味が生まれたりすることで、自然とバイクから離れる場合があります。趣味がバイクから車に変わったり、運動目的で自転車に乗るようになったりすることもあるでしょう。
趣味としてバイクに乗っている場合、関心の対象が変われば出番が少なくなるのは自然な流れです。趣味の変化によって乗らなくなったのであれば、無理に維持せず、売却を検討するのもひとつの選択です。
乗らなくなったバイクはどうする?

バイクに乗らなくなった際の選択肢は、主に「保管する」「売却する」「廃車する」の3つです。それぞれにメリットや注意点があり、バイクの状態や今後の乗車予定、経済的な負担などを総合的に考慮して判断する必要があります。
ここからは、それぞれの選択肢を具体的に見ていきましょう。
保管する
再びバイクに乗る可能性がある場合は、適切な方法で保管し、車両の状態を維持することが大切です。バイクは主要パーツがむき出しになっている構造のため、天候や湿気、紫外線などの影響を受けやすい特徴があります。
そのため、可能であれば屋内で保管しましょう。屋外で保管する場合は、耐水・耐候性能を備えているバイクカバーをかける必要があります。
売却する
長期間バイクに乗る予定がないのであれば、売却するのもひとつの方法です。売却すればバイクを現金化できるため、その資金を別の趣味などに回せます。売却すると決めたら、中古バイクを買い取っている業者に連絡し、査定を受けましょう。
動作に問題がなく、外装の状態も良好なバイクや、人気が高いバイクであれば、予想以上の査定額が提示される可能性もあります。バイクは時間がたつほど価格が下落する傾向があるため、売却するのであれば、できるだけ早く行動することが大切です。
廃車する
バイクの価値がほとんどなく、今後も乗る予定がない場合は、廃車するとよいでしょう。廃車とは、ナンバープレートを返納して、車両の登録を抹消する手続きです。
125cc以下の原付は区市町村の窓口で、126cc以上のバイクは運輸支局で手続きできます。廃車により維持費を軽減できるため、しばらく乗らないのであれば、保管する場合でも、いったん廃車するのもひとつの方法です。
乗らなくなったバイクを保管する際のポイント

将来的に再度バイクに乗る可能性がある場合は、適切な方法で保管しておくのがおすすめです。保管方法を誤ると、いざ乗ろうと思ったときにエンジンがかからなかったり、サビや劣化が進行したりするリスクがあります。
ここでは、乗らなくなったバイクを良好な状態で保管し続けるために、押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
「登録を残すか返納するか」を決める
長期間バイクに乗らない場合は、ナンバープレートの登録を残すか、一時的に返納するかを判断する必要があります。登録したまま保管すると、毎年、軽自動車税が課税され続けるためです。
廃車手続きを完了させれば登録を抹消でき、翌年以降の税負担はありません。バイクを解体して処分する必要はないため、廃車後もそのまま保管できます。将来、再びバイクに乗りたくなった際は、再登録すれば公道を走れるようになります。
洗車・メンテナンスを済ませる
バイクを長期保管する前に、洗車と基本的なメンテナンスを済ませておきましょう。汚れや泥が付着したまま保管すると、保管中にサビや腐食が進行する原因になります。
特に、チェーンやエンジン周辺、マフラーなどの金属パーツは、汚れが残っているとさびが発生しやすい箇所です。
洗車する際は、バイク全体に水をかけ、中性洗剤を使って丁寧に汚れを洗い流しましょう。柔らかいスポンジやブラシを使えば、塗装面を傷つけずに洗車できます。洗浄後は、マイクロファイバークロスで水滴をしっかり拭き取り、金属部分には防さびスプレーを施すのがおすすめです。
その後、必要な箇所に注油し、直射日光や雨を避けて保管すれば、バイクのコンディションを長期的に維持しやすくなります。
バッテリーを車体から取り外す
バイクに長期間乗らない場合、バッテリーを接続したままにしておくと、自然放電により劣化が進みます。そのため、車体から取り外して別途保管するのがおすすめです。
取り外す際はエンジンキーを抜き、走行直後であれば30分ほど時間をおきましょう。バッテリー内に水素が充満している可能性があるためです。取り外しは、負極、正極の順にケーブルを外します。必要な工具は車種によって異なりますが、一般的な工具で対応できる場合がほとんどです。
取り外したバッテリーは、直射日光や高温を避けられる場所で保管します。保管中のショートを防ぐため、正極・負極はそれぞれを絶縁しておくと安心です。また、長期間保管する場合は、定期的に充電することで、完全放電による劣化を防げます。
燃料を抜く
バイクに乗らない期間が長くなるなら、ガソリンの取り扱いに注意が必要です。ガソリンは保管状態によって劣化速度が変わり、高温環境や空気との接触が多い状態では3か月程度から劣化が始まります。密閉されたタンク内でも半年から1年程度で劣化が進み、タンク内部やキャブレターの腐食・詰まりを引き起こす可能性があります。
長期保管の方法は大きく分けて2つあります。ガソリンを完全に抜き取る方法と、タンクを満タンにして燃料劣化防止剤を添加する方法です。満タンにすることでタンク内の空気量が減り、サビの発生を抑えられます。
ガソリンの抜き方は車種によって異なります。キャブレター車は燃料コックをOFFにし、キャブレター下部のドレンボルトを緩めて抜きます。インジェクション車は燃料ラインから専用ポンプで抜き取る必要があります。具体的な手順は、車種ごとのマニュアルを確認してください。抜いたガソリンを保管する場合は、必ず専用の携行缶を使用しましょう。
屋内で保管する
バイクを長期保管する際は、屋内で保管することが理想的です。紫外線や雨風、温度変化といった外的要因から車体を守り、サビや塗装の劣化を最小限に抑えられるためです。ガレージや倉庫などの屋内スペースがある場合は、そこで保管するとよいでしょう。
ただし、湿気がこもるとカビやサビが発生しやすくなるため、定期的に空気を入れ替えることが重要です。自宅での保管が難しい場合は、トランクルームやバイク専用ガレージを利用するのもひとつの選択肢です。
長期間乗らないバイクは売却・廃車がおすすめ

今後も長期間乗る予定がないのであれば、売却や廃車を検討するとよいでしょう。バイクの状態がよければ、早めに売却することで高値で買い取ってもらえる可能性もあります。
ここからは、バイクの状態に応じた適切な処分方法を紹介します。
価値を維持できるバイクは売却して資金化する
エンジンが正常に動作し、外装の状態も比較的良好なバイクは、売却を検討してもよいでしょう。バイクは時間がたつほど価値が下がるだけでなく、廃車しなければ、保管しているだけでも維持費がかかります。
そのため、入手しにくい希少車を除き、長期間乗らないのであれば売却するのがおすすめです。売却することで、保管場所を確保したり、盗難に遭う心配をしたりする必要もなくなります。
状態が悪い車両は廃車手続きでコストを抑える
極端に古いバイクや動かないバイク、外装の損傷が激しいバイクは、買取価格が付きにくい傾向にあります。こうした状態のバイクは、解体して廃車するのもひとつの選択肢です。
処分を検討している場合は、バイクの解体を扱っている廃棄二輪車取扱店に相談するとよいでしょう。また、廃車を積極的に買い取っている業者に相談するのもおすすめです。
参照:バイクの売り方を紹介!トラブルやイレギュラーへの対処法もチェック
乗らなくなったバイクを売却するときの買取業者の選び方

バイクを売却すると決めたら、次に重要になるのが買取業者選びです。業者によって査定額やサービス内容が大きく異なるため、適切な業者を選ぶことで、満足度の高い売却が実現できます。信頼性や査定方法、営業スタイルなど、業者選びで押さえておきたいポイントはいくつかあります。
信頼できる業者を選ぶ
売却に限った話ではありませんが、信頼できる買取業者を選ぶことは非常に重要です。大切な愛車を安心して任せられる業者を見極めるため、まずは古物商許可を取得しているかを確認しましょう。中古バイクの買取・販売を営むには古物商許可が必要であり、許可番号を確認することで、正規の業者かどうかを判断できます。
次に、買取実績をチェックするとよいでしょう。豊富な実績がある業者は、多くのユーザーから信頼されていると考えられるためです。併せて、レビューサイトやSNSで口コミを確認すれば、実際に利用した人の評価を把握できます。
これらの要素をひとつずつ確認することで、より信頼できる業者を見極められるでしょう。
持ち込み査定・出張査定の両方に対応している業者を選ぶ
持ち込み査定と出張査定の両方に対応している業者を選べば、状況に応じた柔軟な売却が可能です。
持ち込み査定は、自分のタイミングで店舗に行けるため、思い立った日にすぐ査定を受けられます。一方、出張査定は自宅や駐車場で査定を受けられるため、時間や労力を大幅に節約できる点がメリットです。エンジンがかからない不動車や車検切れのバイクを売却する場合でも、出張査定であれば店舗まで運ぶ必要がありません。
両方の査定方法に対応している業者であれば、バイクの状態や自分の都合に合わせて、最適な方法を選択できます。
買取・販売の両方を手掛けている業者を選ぶ
高値査定を引き出したい場合は、買取と販売の両方を自社で手掛けている業者を選ぶのがおすすめです。買取から販売までを自社で完結している業者であれば、流通コストをはじめとした中間コストを削減できるためです。
買取業者の中には、買い取ったバイクをオークションに出品し、別の販売店へ売却する仕組みを取っているところもあります。この場合、オークション会場への輸送費や手数料などの中間マージンが発生し、その分、買取価格が低くなる傾向があります。
中間マージンを抑え、その分を買取価格に反映してくれる業者であれば、より高い買取価格が期待できるでしょう。
参照:バイクの買取業者はどこがいい?業者選びの基準と高額査定のコツ
乗らなくなったバイクの売却はレッドバロンへ!

信頼できるバイク買取業者を探している方は、レッドバロンを検討してみてください。レッドバロンでは、長年の経験に頼るだけでなく、最新鋭の機器と独自の流通網を駆使し、「納得のいく価格」へと変える体制を構築しています。
ここでは、なぜレッドバロンが多くのライダーから選ばれ、高価買取を実現できているのか、その具体的な理由を紹介します。
科学的データが裏付ける「真の価値」
一般的な買取査定は、スタッフの目視や経験に左右されやすい傾向がありますが、レッドバロンの査定はそれとは異なります。全店舗に配備している自社開発の総合診断機「ACIDM(アシダム)」を用い、フレームの歪みやエンジンの出力状態を100分の1mm単位で精密に測定します。
車両状態を数値として可視化できる点が、高査定につながるポイントです。他社では把握しきれないリスクを考慮し、査定額を抑えるケースもありますが、レッドバロンではデータに基づいて車両の安全性を確認できるため、リスクを理由とした減点を避けた査定が可能です。
また、車両を一度店舗に持ち帰り、精密な測定を行う工程は、1円単位まで正確に評価しようとする姿勢の表れでもあります。
全国300店舗の需要を網羅する「イントラネット在庫」
レッドバロンは全国に300以上の直営店舗を展開し、常時4万台を超える車両を流通させています。この規模のネットワークは、買取において大きな強みとなります。
地域によっては需要が限られるモデルであっても、全国規模で購買動向を把握しているため、「どこで、どの車両が求められているか」を踏まえた相場を適用できます。中間業者を介さず、自社で買取から再販までを完結させるダイレクト買取の仕組みと、年間約11万台に及ぶ販売実績によって、無駄なコストを抑えた高水準の還元を可能にしています。
動かないバイクも「貴重な資源」として評価
エンジンがかからない不動車やダメージのある車両、メーカーがパーツ供給を終了した絶版車であっても、レッドバロンでは価値を見出すことが可能です。
背景には、工具やリフトなどの機械装備に過去100億円以上を投じてきた独自の設備投資と、そこから蓄積された膨大な修理ノウハウ、そして自社パーツストック網があります。他店で「修理不可」と判断された車両であっても、レッドバロンでは同型車を維持・再生するための貴重なパーツ資源として評価できることがあります。修理ノウハウとパーツ供給体制を自社で一貫して備えているからこそ、車両の状態にかかわらず、その価値を最大限に見極めた買取価格の提示が可能です。
まとめ

バイクに乗らなくなる理由は、ライフスタイルの変化や維持費の負担、身体的理由などさまざまです。再び乗る可能性がある場合は、適切な保管方法を実施し、長期間乗らないのであれば、売却または廃車を検討するとよいでしょう。
乗らなくなったバイクを売却しようと考えている方は、レッドバロンに相談してみてください。煩雑な手続きもサポートしており、初めての方でも安心して進められます。ローンが残っている車両の相談や、他社で購入したバイクの査定にも幅広く対応しています。
査定の申し込みは、Webやお電話から可能です。まずは、愛車が持つ本来の価値を、レッドバロンの査定で確かめてみてはいかがでしょうか。











