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Boys, Be Ambitious 083 2011 監督のヘレスの思い出 編2
2011.12.06
ちゃお、とぅってぃ!!チームノビー監督のノビーです。
CEV参戦の為にスペインに行ってきた監督。
もう年なのか?(笑)いろんなことを思い出しちゃったのでした。
一度には語り尽くせないほどの色んな思い出がありますが、今回のボーイズビーは監督のヘレス思い出話 編パート2をお送りします!!

パート1では初めてヘレスを走った時の衝撃!!から始まり、技術的な視点から見たライディングの変化と成長の話として進めてきました。
ヘレスと言えばもう一つ、忘れられない外せないエピソードがあります!!
今度は心理的な観点の話です。
当時デルビのワークスマシンに乗っていた「エッツィオ ジアノーラ」という選手がいました。
80年代90年代のレースファンや125に乗ってたライダー達には聞き覚えのある名前でしょう?
GP初参戦の年(1991年)、日本からオーストラリアへと渡ってヨーロッパに戻ってきたGPサーカス。
GP125クラスで何と俺がランキングトップでやってきてしまいました!!
で、グレシーニ(現グレシーニレーシング代表)だとかマルチネス(現チームアスパー代表)だとかスパーン(現チームモレナーチーフメカ)だとかのトップライダー達は、俺が後ろに付くと警戒というか牽制してすぐにタイムアタックをやめてしまい、ラインだとか走りを全く見せてくれません。
ところが、たまたまピットアウトのタイミングがエッツィオと一緒になって俺が彼の後ろに付いたことがあったのですが、ピットロードを出て1コーナーを回ってからチラッと後ろを振り返り俺がいることを確認すると、「ついてこいやっ!!」とばかりにくいっと頭を前に振ってからいきなり全開走行開始!!
こっちはほんとに付いてくのがやっとだったんだけど、おかげで初めて走るヘレスのコースの攻略法というかヒントを彼の背中を見ながらたくさん勉強することができました。
そして何よりも、彼のように周りやその時の状況に惑わされることなく、自分の走りだけに集中し、それをを極めていこうと思ったのでありました。
とにかくエッツィオはかっこよかった!!
自分もあんな風に走りで一緒に走っているライダーに何かを伝えられるライダーになりたいと思ったのでした!!
その後、年を重ねていつしか俺も「ベテランライダー」と周りから言われるようになりましたが、いつもエッツィオの背中を思い出して、誰が後ろにいようがかまわず全開!!
特に若い選手が後ろに付いたら、「ついてこいやっ!!」と合図を送り、GPのベテラントップライダーの全開走行を見せ付けてきましたよ(笑)。
そのおかげか、当時よく引っ張ってやったライダー達が今では色んな所でバリバリにやってる奴が多くて、彼らがヨーロッパでのちーのびの活動に力を貸してくれるので、実はかなり助かってる監督なのでした(笑)。


